看護師が教える!子どもの発熱時どうする?正しい対応と登園・預ける目安|名古屋の託児所そよかぜ

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はじめに:発熱は親が一番悩む瞬間

子どもの発熱は、親にとって「どう対応すればよいか迷う」出来事の代表格です。特に働く保護者は、
「今日どうしよう」「職場に連絡しなければならないか」「一時保育(または一時預かり)は利用できるのか」と判断に迫られます。

名古屋の託児所そよかぜは、看護師と保育士が連携する「体調不良児対応型」の託児所として、発熱など体調不良時にも相談・一時預かりが可能な体制を整えています。
本記事では看護師の視点で家庭での初期対応、登園や一時保育・一時預かりに出すかの判断基準、そしてそよかぜでの対応の具体例を分かりやすく解説します。

子どもが発熱したとき、まず見るべき「3つのポイント」

発熱時にまず確認するべきことは次の3点です。これをチェックすることで、対応の優先順位が見えてきます。

1)全身の様子(機嫌・呼吸・反応)

体温だけで判断せず、まずはお子さんの「元気さ」を見ます。
食欲がある・遊べる・親と笑い合うなど普段通りの反応があれば、重篤な状態である可能性は低めです。一方、ぐったりしている、呼吸が速い/苦しそう、反応が鈍い場合は早めに医療機関を受診してください。

2)水分摂取の状況

発熱で汗をかいたり食欲が落ちたりすると、脱水になりやすいです。こまめに飲めているか、吐き気や下痢で水分が取れていないかを確認しましょう。脱水の徴候(おしっこの回数が減る、泣いても涙が出ない、口の中が乾く等)がある場合は、受診を検討してください。

3)熱の数値と経過(測るタイミング)

一般的に子どもの「発熱」は37.5℃以上とされることが多いですが、重要なのは「平熱との差」と「熱の変化」です。
朝は低め、夕方に高くなる子もいます。数回時間をずらして測り、上昇傾向が強い、あるいは短時間で高熱(39℃以上)になる場合は注意が必要です。

自宅ケアの具体的な手順

家庭でできるケアを順を追って説明します。無理に熱を下げるよりも、お子さんが快適に過ごせる環境づくりを優先しましょう。

環境を整える

騒がしいテレビや大きな音は避け、静かで落ち着いた場所で休ませます。寝汗で衣服が濡れたら着替えさせ、寝具も乾いたものにしてください。

水分補給をこまめに

少量ずつ頻回に与えるのがコツです。ぬるま湯や麦茶、必要なら経口補水液(ORS)を活用します。嘔吐がある場合は無理に大量に与えず、様子を見ながら少しずつ与えます。

解熱剤の使い方

解熱剤は症状と年齢に応じて使用します。一般的には、38.5℃以上で不機嫌・苦しそうな場合に検討しますが、薬の種類や用量は年齢・体重で決まります。必ず医師の指示または薬の添付文書を確認してください。交互投与(アセトアミノフェンとイブプロフェンの併用)などは自己判断せず医師と相談してください。

注意:熱が高くても元気で水分摂取が良好な場合は、直ちに危険であるとは限りません。一方、呼吸が苦しそう・けいれん・反応が鈍いなどの症状があれば、救急受診を検討してください。
 

登園(または一時保育・一時預かり)に出してよいか?具体的な目安

「いつから保育園や託児所に預けてよいか」は多くの保護者が迷う点です。以下は一般的な目安ですが、施設の基準や感染症の種類によって変わります。

◯ 登園してもよい可能性が高い場合

  • 熱が下がっており、元気や食欲が回復している。
  • 症状が軽く、保護者が日中ケア可能である場合(短時間)。
  • 医師から登園許可が出ている場合。

✖ 登園しない方が良いケース

  • 37.5℃以上の発熱があり、元気がないとき。
  • 嘔吐・下痢が頻回に続くとき(感染拡大防止のため)。
  • 重度の咳や呼吸困難がみられるとき。
  • 医師から登園を控えるよう指示があるとき。

解熱後の注意点:登園の“時間”基準

多くの施設で採用されている一般的な基準は、解熱(平熱に戻る)してから24時間以上経過していることです。これは、症状の再発や感染力の残存を考慮した慎重な判断基準です。

名古屋の託児所そよかぜの実際:体調不良時の一時保育とは

「託児所そよかぜ」は名古屋市中区に位置する体調不良児対応型の託児所です。看護師と保育士が連携しており、保護者が安心して一時保育(一時預かり)を依頼できる体制を整えています。

そよかぜで行っている主な対応

  • 到着時の体調チェック(体温・症状の確認)
  • 看護師による状態観察と簡易ケア(解熱時の観察・水分管理等)
  • 症状の記録と保護者への逐次連絡
  • 必要時の受診勧奨・医療機関への連携

感染症や医療的ケアが必要なケースは、事前にご相談の上で対応不可となる場合があります。詳しくは当施設の案内をご確認ください。

体調不良児保育について(詳しいページ)

預ける前に保護者が伝えておくと安心な「情報リスト」

託児所に預ける際、事前に情報を共有しておくとスムーズです。以下は伝えると良い項目です。

共有すべき情報(例)
  • 当日の体温と発熱が始まった時間
  • これまでの経過(解熱剤の使用の有無、受診歴)
  • アレルギーや持病、服薬があるかどうか
  • 連絡のつく緊急連絡先(勤務先等)

よくある質問(FAQ)

Q1. 37.5℃未満でも預けられますか?

A. 施設によります。37.5℃未満でも元気がなく機嫌が悪い場合はお預かりを断られることがあります。そよかぜでは38.4℃以下を目安としていますが、看護師が一人ひとりの状態を判断した上で受け入れ可否を決めますので、まずはご相談ください。

Q2. 解熱剤を使って熱が下がった場合は預けられますか?

A. 解熱剤で一時的に熱が下がっている場合でも、原因が感染症であるときは施設が受け入れを控えることがあります。解熱後24時間の基準を目安にしてください。そよかぜでは看護師の観察のもと、ご相談に応じます。

Q3. 夜間に発熱したときは?

A. 夜間に熱が出た場合は、翌朝の状態を観察してから判断します。緊急性があると判断した場合は救急外来の受診を優先してください。仕事でどうしても預け先が必要な場合は、早めに施設へ連絡し、可能な対応を相談しましょう。

保護者として知っておくと安心の「連絡文テンプレ」

保育園や託児所に連絡する際の文例を置いておきます。電話やLINEで使える短めの例です。

例1(体温を伝える):
「おはようございます。○○(子どもの名前)ですが、今朝37.8℃の発熱があり、自宅で様子を見ています。解熱後の登園を考えていますが、受け入れの可否を教えてください。よろしくお願いします。」

例2(受診後に連絡):
「先ほど小児科を受診し、ウイルス性の風邪との診断でした。解熱後24時間以上経過してからの登園を勧められました。受け入れについて相談させてください。」

最後に:無理せず頼れる選択を

発熱は子どもの成長過程で起こり得ることです。大切なのは、保護者が冷静に観察し、必要に応じて医療や信頼できる託児所(名古屋の一時保育や一時預かりを行う施設)に相談することです。

そよかぜでは、看護師と保育士が連携してお子さんの状態を見守る体制を整えています。急な用事や仕事でお困りの際は、まずはお問い合わせください。保護者が安心して外出できるサポートを心がけています。

お問い合わせはこちら(託児所そよかぜ)

詳しいご利用方法・料金はご利用案内ページをご覧ください:ご利用案内

 

発熱時・登園の目安

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