子どもの下痢・嘔吐|受診の目安と家庭でできるケアを看護師が解説
子どもが突然、下痢や嘔吐をすると「様子を見ていいの?」「すぐ病院に行くべき?」と不安になりますよね。
特に乳幼児や小学生は症状の進行が早く、家庭での判断に迷う保護者の方も多いのではないでしょうか。
この記事では、看護師の視点から子どもの下痢・嘔吐の原因、家庭でできるホームケア、そして受診の目安を分かりやすく解説します。名古屋で子育て中の方や、保育園・託児所を利用しているご家庭にも役立つ内容をまとめています。
「病院に行くほどではない気がするけれど不安」
「仕事を休めず預け先に悩んでいる」
そんなときの判断材料として、ぜひ参考にしてください。
第1章|子どもの下痢・嘔吐で考えられる主な原因
子どもの下痢や嘔吐は、さまざまな原因で起こります。原因によって経過や対応が異なるため、まずは代表的なケースを知っておくことが大切です。
ウイルス性胃腸炎(ノロウイルス・ロタウイルスなど)
乳幼児から小学生まで多く見られるのが、ウイルス性胃腸炎です。突然の嘔吐や水のような下痢が特徴で、発熱や腹痛を伴うこともあります。保育園や託児所、学校など集団生活の場で流行しやすく、家族内感染にも注意が必要です。
食べ過ぎ・消化不良による下痢や腹痛
脂っこい食事や冷たいものの摂りすぎ、慣れない食品が原因で、一時的に下痢や腹痛を起こすことがあります。この場合、全身状態が比較的良く、元気があることが多いのが特徴です。
風邪や感染症に伴う症状
咳や鼻水などの風邪症状に加えて、下痢や嘔吐が出ることもあります。特に小さな子どもは体調変化を言葉で伝えられないため、「いつもと様子が違う」と感じたら注意深く観察しましょう。
ストレスや環境変化による影響
入園・入学、生活リズムの変化など、心理的なストレスが原因でお腹の調子を崩す子もいます。検査では異常がなく、繰り返し下痢や腹痛を訴える場合は、生活環境の変化も振り返ってみることが大切です。
第2章|家庭でできる下痢・嘔吐時のホームケア
下痢や嘔吐があるとき、家庭での関わり方次第で回復のスピードが大きく変わります。看護師として特に大切だと感じるポイントをお伝えします。
最優先は水分補給(脱水予防)
子どもの下痢・嘔吐で最も注意したいのが脱水です。一度にたくさん飲ませるのではなく、少量ずつこまめに水分を与えましょう。経口補水液や薄めたイオン飲料が適しています。
食事は無理をしない
嘔吐が落ち着くまでは無理に食べさせる必要はありません。食欲が戻ってきたら、おかゆやうどん、すりおろしリンゴなど、消化の良いものから少しずつ再開しましょう。
安静に過ごせる環境づくり
お腹の痛みや不快感があるときは、静かに横になれる環境を整えることも大切です。テレビやゲームは控えめにし、体をしっかり休ませてあげましょう。
第3章|看護師が解説|受診したほうがいい症状・目安
「このまま様子を見て大丈夫?」と迷ったときは、以下のポイントを参考にしてください。受診のタイミングを逃さないことが、重症化を防ぐカギになります。
すぐ受診を検討したほうがよいサイン
- 水分がほとんど取れない、すぐ吐いてしまう
- 半日以上おしっこが出ていない
- ぐったりして元気がない、反応が鈍い
- 血便や激しい腹痛がある
- 高熱が続いている
様子見でもよいケース
下痢や嘔吐があっても、元気があり水分が取れている場合は、家庭で経過観察できることもあります。ただし、症状が長引く場合や悪化する場合は、早めに医療機関へ相談しましょう。
第4章|下痢・嘔吐時にやってはいけない注意点
良かれと思って行った対応が、かえって症状を悪化させてしまうこともあります。以下の点には注意しましょう。
無理に食べさせない
「食べないと体力が落ちるのでは」と心配になりますが、無理に食事を取らせると嘔吐や下痢が悪化することがあります。まずは水分補給を優先しましょう。
自己判断で市販薬を使わない
下痢止めの使用は、原因によっては症状を長引かせることがあります。特に乳幼児の場合は、医師や薬剤師に相談せずに使用するのは避けましょう。
感染対策を怠らない
嘔吐物や便の処理後は、しっかりと手洗いを行いましょう。家庭内感染を防ぐことは、保護者自身の体調管理にもつながります。
第5章|下痢・嘔吐があるとき、保育園や託児所は利用できる?
子どもに下痢や嘔吐の症状があると、「保育園は休ませるべき?」「仕事が休めないときはどうしたらいい?」と悩む保護者の方も多いと思います。
一般的な保育園では、下痢や嘔吐が続いている場合は登園を控えるよう求められることがほとんどです。集団感染のリスクが高く、子ども自身も十分に休養が取れないためです。
一方で、症状が軽快しつつある回復期や、「元気はあるけれど便がまだ安定しない」「嘔吐は止まったが念のため見守りが必要」といったケースも少なくありません。
そうしたときに選択肢となるのが、体調に配慮した一時保育や託児所です。ただし、すべての施設が下痢・嘔吐のある子どもを受け入れているわけではないため、事前の確認が重要です。
第6章|名古屋で体調に配慮した一時保育を探すという選択
名古屋市内にはさまざまな託児所や一時保育施設がありますが、「体調不良時の対応可否」「看護的視点での見守り体制」は施設ごとに大きく異なります。
下痢や嘔吐がある子どもを預ける際は、以下のようなポイントを確認すると安心です。
- 子どもの体調変化をこまめに観察してもらえるか
- 水分摂取や休息に配慮した保育ができるか
- 急変時の連絡体制が整っているか
特に小学生未満の子どもは、症状の変化を自分で伝えられないことも多く、大人の気づきと判断力がとても重要になります。
第7章|託児所そよかぜが大切にしている「体調に寄り添う保育」
名古屋市中区・鶴舞にある託児所そよかぜは、元気なときも、そうでないときも、子どもの状態に合わせた保育を大切にしている託児所です。
看護師資格を持つスタッフが在籍しており、下痢や嘔吐、発熱など、体調面に不安がある子どもについても、一人ひとりの様子を丁寧に観察しながら対応しています。
「完全に治っていないけれど、仕事の都合で預け先が必要」「自宅保育が難しい日だけ頼りたい」そんな保護者の声に寄り添い、少人数・個別対応を基本としています。
一時保育・スポット利用が可能で、会員登録なしでも利用できる点も、忙しい子育て世代にとって利用しやすいポイントです。
第8章|下痢・嘔吐時に託児所を利用する際の注意点
体調に配慮した託児所であっても、すべてのケースで利用できるわけではありません。以下の点は事前に必ず共有しましょう。
- 現在の症状(回数・内容・最終嘔吐時刻など)
- 自宅での様子や食事・水分摂取状況
- 医療機関を受診している場合は診断内容
情報を正確に伝えることで、より安全で適切な見守りにつながります。不安な点は遠慮せず相談することが大切です。
第9章|困ったときは「一人で抱え込まない」という選択を
子どもの体調不良は、いつ起こるか予測できません。下痢や嘔吐が続くと、看病・仕事・家事が重なり、心身ともに疲れてしまうこともあります。
「今日はどうしても休めない」「少しだけでも見守りをお願いしたい」そんなときに頼れる場所があることは、保護者にとって大きな安心材料です。
名古屋で体調に配慮した一時保育や託児所を探している方は、選択肢のひとつとして託児所そよかぜを知っていただけたら嬉しいです。
まとめ|子どもの下痢・嘔吐は“早めの判断と環境選び”が大切
子どもの下痢・嘔吐はよくある症状ですが、脱水や重症化を防ぐためには、家庭でのケアと受診の判断、そして必要に応じた預け先の選択が重要です。
無理をせず、頼れるサービスを上手に使いながら、保護者自身の体調や気持ちも大切にしてください。
託児所そよかぜでは、体調に不安があるお子さまの一時保育についてもご相談を受け付けています。
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子どもと保護者、どちらにも無理のない選択を一緒に考えます。

