体調不良児保育について

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「体調不良児保育」とは、発熱・下痢・咳など、日常生活にやや支障のある軽度の体調不良のお子さまを、専門的な知識を持った保育士・看護師が連携してお預かりする保育サービスです。

保護者の方が仕事や家庭の都合で看病が難しい時に、「完全な病児保育までは必要ないけれど、自宅での保育は不安…」という状況に対応できる保育形態として、多くのご家庭からご利用いただいています。

「そよかぜ」では、お子さまの健康状態を正確に見極め、安全・安心を最優先にした受け入れ基準を設けています。以下の条件を満たしている場合にお預かりが可能です。

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主な症状受け入れの基準条件受け入れ可能な状態
体温38.4度以下倦怠感がなく元気がある
嘔吐・下痢脱水症状がない
水分や食事を摂取できる
連続した嘔吐や下痢がない
水分や食事がとれる
咳そう・喘鳴呼吸困難がない
異常呼吸がない(努力呼吸や陥没呼吸など)
チアノーゼがない
呼吸状態が落ち着いている
骨折・脱臼かかりつけ医に集団保育が可能と診断されている保育者の介助や援助を受けながら日常生活が送れる
その他連携医療機関やかかりつけ医と相談感染力の強い疾患がない(居宅訪問保育をおすすめする場合があります)

そよかぜでは、お子さまの安全と健康を第一に考え、感染症ごとの受け入れ基準を明確に定めています。感染拡大を防ぐため、医師の診断や症状の安定が確認された場合のお預かりを原則としています。ただし、ご家庭のご事情やお気持ちに寄り添いながら、できる限りの対応をさせていただきます。どうぞお気軽にご相談ください。

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疾患名受け入れ基準
インフルエンザ投薬治療後3日目~
百日咳咳が消失するまで、または5日間の適正な投薬治療の終了後
麻疹(はしか)解熱後3日(72時間後)経過後
おたふくかぜ(ムンプス・流行性耳下炎)発症後5日目~または症状の軽快傾向が見られること
結核受け入れなし
風疹(三日はしか)発疹消失後
水痘(水ぼうそう)全ての発疹が痂皮化していること
プール熱(咽頭結膜熱)症状が安定していれば可能(居宅訪問型をおすすめすることがあります)
はやり目(流行性結膜炎)症状の軽快後
ヘルバンギーナ発症後1日目ー
溶連菌性咽頭炎抗菌薬内服24時間後
腸管出血性大腸菌感染症(0-157等)症状が軽快し、医師により感染の恐れがないと認められること
急性出血性結膜炎症状の軽快後
感染性・細菌性胃腸炎
(ロ夕、ノロ、アデノウイルス等)
下痢嘔吐の症状が落ち着いて、水分がとれること
マイコプラズマ感染症抗菌薬内服後
RSウイルス・ヒトメタニューモウイルス症状が安定していること
突発性発疹発症後1日目~
帯状疱疹症状の軽快後
手足ロ病発症後1日目~
髄膜炎菌性髄膜炎受け入れなし
りんご病(伝染紅斑)症状が安定していること
水いぽ(伝染性軟属腫)利用可能(発疹の状態により覆わせていただく可能性があります)
とびひ(伝染性膿痂疹)利用可能(発疹の状態により覆わせていただく可能性があります)
コロナウイルス症状が安定していること

「そよかぜ」では、保育士だけでなく看護師も常駐しており、医療的な知見からお子さまの健康状態を観察・記録しながら、安全なお預かりを実現しています。
体調の急変があった場合は、保護者さまへの迅速な連絡と、提携医療機関への相談を通じて、早急な対応を取る体制が整っています。

  • 昨日まで高熱だったけど、今日は落ち着いている…登園は不安
  • 軽い咳や鼻水だけど、他の子と一緒だと心配
  • 祖父母に頼るのも難しいが、病児保育は空いていない
  • 家でひとりで見るより、専門のスタッフに見守ってもらえる方が安心かも…と思ったとき

そんな時に、「そよかぜ」の体調不良児保育は柔軟で現実的な選択肢として親御さまをサポートいたします。