子育ての声かけ術|ほめ方・叱り方で子どものやる気を引き出す方法

お役立ち情報, ご紹介

子育て中の親にとって、「ほめ方・叱り方」は毎日の悩みのひとつです。どんな声かけをすれば子どもが安心し、やる気を持って行動してくれるのか迷うことも多いでしょう。
名古屋市中区鶴舞エリアにあるの託児所そよかぜでは、保育士・看護師・保健師が連携し、日々の声かけや遊びを通して子どもの自己肯定感や主体性を育むサポートを行っています。

1. ほめ方のコツ:行動を具体的に伝える

子どもをほめるときは、単に「えらいね」と言うだけではなく、行動や努力を具体的に伝えることが大切です。具体的に伝えることで、子どもは自分の行動が評価されていると理解し、自己肯定感ややる気が自然と高まります。

例えば、片付けをしたときに「えらいね」とだけ言うのではなく、「おもちゃを自分で片付けられたね」と具体的に伝えることで、子どもは何が良かったのか理解できます。また、手伝いをしてくれた場合は「野菜を一緒に切ってくれて助かったよ」と伝えるなど、行動の結果や努力を認める声かけが効果的です。

さらに、ほめる際には以下のポイントを意識するとより効果的です:

  • 具体的な行動に注目する:「お片付けできたね」「ボタンを自分で留められたね」など、子どもが行ったことを明確に伝える。
  • 努力や工夫も認める:うまくできなくても挑戦したことや工夫した過程をほめることで、挑戦意欲を育てる。
  • 小さな成功体験を積み重ねる:日々の些細な行動でも「できた!」という達成感を感じさせることで、次の行動への意欲を促す。

託児所そよかぜでも、日常の保育で子どもをほめる場面を意識的に作り、成功体験を積み重ねる工夫を行っています。ご家庭でも、毎日の生活の中で「具体的にほめる習慣」を取り入れると、子どもの主体性ややる気がぐっと高まります。

2. 叱り方のコツ:行動を分けて伝える

叱るときは、子ども自身を否定するのではなく、行動に焦点を当てることが重要です。「あなたはダメだ」ではなく、「これはやらない方がいいよ」と伝えることで、子どもは自分の行動の改善点を理解しやすくなります。

ポイントとしては、次の3点を意識すると良いでしょう:

  • 行動にフォーカスする:「おもちゃを投げるのは危ないからやめよう」と行動に対して注意を向け、人格を否定しない。
  • 感情的にならず落ち着いて伝える:親が落ち着いた声で伝えることで、子どもも冷静に受け止めやすくなる。
  • なぜいけないかを簡単に説明する:「投げると友達がけがをするかもしれないから危ない」と理由を伝えることで納得感を与え、再発防止につなげる。

実際にそよかぜでは、遊びの中で問題行動が見られたとき、子どもに行動の理由や危険性を丁寧に説明し、改善方法を一緒に考えるサポートを行っています。これにより、子どもは「なぜダメなのか」を理解し、自分で考えて行動できる力を養えます。

家庭でも、感情的に叱らず、行動の理由を説明することを意識するだけで、子どもの理解度ややる気が変わります。ほめ方と叱り方の両方をバランス良く取り入れることで、親子の信頼関係を維持しながら、子どもの自己肯定感や主体性を育むことができます。

3. 親子で楽しむ手遊び・リズム遊び

子どもとの信頼関係を深めるには、言葉での声かけだけでなく、遊びを通じたコミュニケーションも非常に効果的です。特に手遊びやリズム遊びは、親子で楽しみながら自然に声かけを取り入れられる絶好の機会です。

例えば、「いないいないばあ」の手遊びや、「グーチョキパーでなにつくろう」のリズム遊びでは、遊びの進行に合わせて声をかけることで子どもは安心感を得ます。「上手にできたね」「もう一回一緒にやろうね」と声をかけるだけで、達成感や自信が育まれます。さらに、遊びの中で「順番を待つ」「仲間と一緒に楽しむ」といった社会性も自然に学べます。

日常生活に取り入れる際は、短時間でも構いません。朝の支度中やお風呂の前、寝る前の数分間でも、手遊びやリズム遊びを行うことで、親子のスキンシップとコミュニケーションが促進されます。

託児所そよかぜでは、こうした遊びの中で、子どもの発達段階に合わせて声かけや褒め方のタイミングを工夫しています。家庭でも同様の工夫を取り入れることで、親子の信頼関係をさらに深められます。

4. 安心感を育む触れ合い

言葉だけでは伝えきれない安心感を育むには、抱っこやハグなどの身体的な触れ合いが効果的です。触れることで「大丈夫だよ」「愛されている」というメッセージが伝わり、子どもは心の安定を感じ、挑戦心や好奇心も育ちます。

具体的には、遊びの合間に抱っこしたり、寝る前に軽くハグしたり、手をつないで散歩したりするだけでも、子どもは安心して自分を表現できるようになります。声かけと組み合わせることで、さらに効果が高まります。例えば、「今日は一緒に頑張ったね、よくできたね」と抱きしめながら伝えることで、子どもの自己肯定感がより強化されます。

託児所そよかぜでは、保育士や保健師が日々の保育の中で触れ合いの時間を意識的に設け、ご相談に応じて親御さんには家庭でも実践できる触れ合いの工夫や声かけ方法をアドバイスしています。これにより、家庭でも安心感を育む習慣が自然に身につきます。

まとめ:声かけと遊びで子どものやる気と信頼関係を育む

子どもとの信頼関係は、毎日の声かけと遊びの積み重ねで少しずつ育まれます。ポイントは以下の通りです:

  • ほめ方は具体的に:行動や努力を認め、成功体験を積ませる。
  • 叱り方は行動に焦点を:人格を否定せず、なぜいけないかを伝える。
  • 遊びを通じて安心感を育む:手遊びやリズム遊びで親子のコミュニケーションを促進する。
  • 触れ合いで自己肯定感を強化:抱っこやハグなどで心の安定と挑戦心を育む。

名古屋市中区鶴舞エリアにある託児所そよかぜでは、声かけや遊び、触れ合いを通じて子どもの自己肯定感ややる気を育むサポートを日々実践しています。

他にも、日々の子育てに役立つ情報や、そよかぜでのイベント情報などのお知らせをインスタグラムやホームページのブログなどで発信していますので、ぜひご覧ください♪

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