【名古屋】いざという時に頼れる保育を|看護師が立ち上げた「託児所そよかぜ」の想いと体調不良時保育への取り組み

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【名古屋】いざという時に頼れる保育を|看護師が立ち上げた託児所そよかぜの想いと体調不良時保育への取り組み

子育て中、「どうしても外せない用事がある」「預け先がなくてどうしよう」と困った経験はありませんか?
名古屋市内でも共働き家庭が増える中で、緊急時における子どもの一時保育についての課題は今も多くの家庭を悩ませています。
そんな“いざという時”に安心して頼れる場所をつくりたい――その想いから生まれたのが、名古屋市中区にある体調不良児対応型保育施設「託児所そよかぜ」です。

代表の堀沙弥は、看護師・保健師・保育士・養護教諭の資格を持ち、長年にわたり子どもの健康や発達、そして家庭支援に携わってきました。
保育現場で見てきたのは、体調を崩した子どもを前に葛藤する保護者の姿。「仕事を休めない」「誰にも頼れない」という現実の中で、心身ともに疲弊してしまう親たち。
「そんなときに、安心して預けられる場所があれば」――その想いが、そよかぜ誕生の原点となりました。

体調不良児対応型保育は、病気の回復期や体調不良時でも保育士と看護師が連携して見守る保育形態です。
完全に元気でなくても、落ち着いて過ごせる環境を整えることで、子どもが安心し、親も心の拠り所を持って働ける時間を確保できます。
「働く親を支える仕組みを作りたい」――託児所そよかぜは、そんな優しさから生まれた保育のかたちです。

第1章|“頼れる場所がない”という現実から生まれた想い

保育士として現場に立つ中で、堀は何度も「子どもが熱を出したけど仕事はこれ以上休めない」と苦悩する親御さんを見てきました。
保育園では受け入れが難しく、祖父母などの支援も受けられない家庭も多い。
その結果、親が無理をして登園させ、子どもがつらい思いをするケースも少なくありません。

自身も母親として子育てを経験し、「仕事」と「育児」の両立に悩んだ日々がありました。
そんな中で痛感したのは、「子どものためにも、親が安心して頼れる場所が必要だ」ということ。
頼れる場所があることで、親は安心して仕事を続けられ、子どもは安定した環境の中で回復に専念できます。

堀が目指したのは、ただの“預かり場所”ではなく、子ども一人ひとりの体調・気持ちに寄り添う保育。そして保護者が安心して日々を過ごせる拠り所のような場所。看護師としての医療的知識と、保育士としての発達理解を融合させ、体調不良時でも安心できる空間を形にしました。
それが「託児所そよかぜ」の始まりです。

現在では、通常の一時保育に加え、体調不良時保育だけでなく、親子イベントの開催などを通して、地域の親子が“頼れる居場所”として利用できるようになりました。
子育てを「ひとりで頑張る」から「地域と一緒に支える」へ――
そよかぜは、そんな新しい子育てのかたちを名古屋から発信しています。

第2章|体調不良でも安心して過ごせる“そよかぜ”の保育

「託児所そよかぜ」では、体調不良時の子どもを安全に、そして安心して預けられるよう、看護師と保育士が常に連携しながら保育を行っています。
一般的な一時保育では受け入れが難しい発熱や咳、軽い風邪症状があるお子さまも、状態を見ながら個別対応を実施。
無理をせず休息できるよう、室温や湿度、照明など環境面にも細やかな配慮をしています。

また、看護師が常駐しているため、体調の変化をすぐに把握できる体制を整えています。
保育中のバイタルチェック(体温・呼吸状態など)や、水分補給・食事内容の調整を行いながら、子どもが少しずつ回復できるようにサポート。
「看護の目」と「保育の目」が交わることで、体調不良時でも安心できる“第二の家庭”のようなあたたかい環境を提供しています。

保護者への情報共有も大切にしており、登園時やお迎え時には、体調の変化や食欲、遊びの様子などを丁寧にフィードバック。
「どんな過ごし方をしたか」「どのようなケアが必要か」を明確に伝えることで、家庭でも安心して対応できるよう支援しています。

一時的な預かりではありますが、そよかぜでは一人ひとりの子どもに合わせた保育を行うため、保護者とのコミュニケーションを何より大切にしています。
体調の経過や生活リズムを共有することで、“その日だけの保育”ではなく、子どもの成長を一緒に見守るパートナーとして信頼を築いています。

第3章|子育ての“選択肢”を増やすために

託児所そよかぜが目指しているのは、ただ「預かる」だけの場所ではなく、家庭と地域、そして専門職がつながる“子育てのハブ”です。
育児の形が多様化する今、「親が安心して働き続けられること」「子どもが安心して過ごせること」の両立が求められています。

そこでそよかぜでは、体調不良児対応型保育に加え、出張託児・レンタルスペースの提供など、ニーズに合わせた柔軟な支援を行っています。
たとえば、提携サロンやイベント会場での出張託児では、ママがリフレッシュしながら安心して自分の時間を過ごせるようサポート。
また、そよかぜの施設内レンタルスペースは、子育て関連イベントや講座、地域の親子交流の場としても活用されています。

こうした取り組みの背景には、「子育てを一人で抱え込まない社会をつくりたい」という堀の強い思いがあります。
保育施設や専門職が手を取り合い、家庭の多様なニーズに応えることで、“どんな時も子どもと家族に寄り添える地域”を実現していきたいと考えています。

子育てに「正解」はありません。
だからこそ、困ったときに頼れる場所や相談できる人がいることが大切です。
託児所そよかぜは、そんな“もうひとつの安心”を提供し続けています。

第4章|地域で支え合う子育てへ

子育ては、家庭の中だけで完結するものではありません。
親が安心して働き、子どもがのびのびと成長できる社会をつくるためには、地域・行政・保育・医療が一体となった支援の仕組みが欠かせません。
託児所そよかぜは、そうした地域の“つなぎ役”として、子育て世代を多方面から支える活動を続けています。

たとえば、地域の親子イベントや講座との連携、発達相談会の開催、ママのリフレッシュを目的とした提携サロンとのコラボレーションなど。
これらはすべて、「困ったときに頼れる居場所を増やしたい」「家庭の負担を軽くしたい」という想いから生まれました。

また、そよかぜでは“地域に開かれた託児所”として、外部の講師や子育て支援団体との共同イベントも積極的に開催。
発達や遊び、衛生、保護者のメンタルケアなど、子育てのあらゆるテーマをカバーし、参加者が安心して学べる機会を提供しています。
子育てが孤立しがちな時代だからこそ、地域の中で“つながり”を感じられるような仕組みづくりを大切にしています。

まとめ|子育ての「安心」を地域とともに

託児所そよかぜは、子育て家庭に寄り添う多様なサポートを行っています。
元気なときの一時預かりはもちろん、体調不良時の一時保育、出張託児、イベント連携など、「子どもを預ける」だけではない支援のかたちを大切にしています。

保護者が安心してリフレッシュできる時間を持つこと、そして子どもが安心して過ごせる環境があること。
その両方がそろってこそ、家族全体の笑顔が広がります。
そよかぜでは、看護師・保育士・保健師といった多職種の専門性を活かし、体調管理・衛生指導・発達支援などを通して、“家庭の延長線上にある安心の保育”を実現しています。「子育てを一人で抱え込まない」ために、頼れる場所としてそよかぜがそっと寄り添います。

🌿 詳しくは以下のページをご覧ください:

名古屋で「安心して預けられる場所」「頼れる人とのつながり」をお探しの方は、ぜひ託児所そよかぜへ。
家庭と地域が手を取り合うことで、子育てがもっとやさしく、もっとあたたかくなります。

 

【名古屋】いざという時に頼れる保育を|看護師が立ち上げた「託児所そよかぜ」の想いと体調不良時保育への取り組み

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